塗料のツヤについて
最近は凝った造りの家屋で、外面を気にされる方が増えてきています。
それにより今までは黙っていた塗料の「ツヤ」についてもこだわるようになってきました。
塗料には全部ツヤ消し、3分、5分、7分とそれぞれのツヤ消しタイプがあります。
塗料メーカーはできるだけツヤありタイプをオススメしています。
ツヤがあると見た目がきれいで埃もつきにくく、控えめのツヤの方が、落ち着いていて高級感も得られます。
住宅の内部の場合は、なるべくツヤを抑えた方が落ち着いた雰囲気に仕上がりますのでオススメですが、外部の場合は、あくまで嗜好の問題で選択してよいでしょう。
昔はツヤ消しは汚れやすいともいわれていましたが、最近のツヤ消しは汚れに強いタイプもありますので一概にツヤ消しは汚れやすいとは、いえなくなってきています。
他にも耐久力に差が出てきます。ツヤがあるほど耐久性は強くなり、ツヤが少ないほど耐久性は弱くなります。
ツヤありは簡単にいえば鏡面仕上げの様なタイプでツルツルした仕上げになり、埃やカビ、コケが付着しにくくなっています。
このためにツヤがあるほど耐久性が強いといえるのです。
ツヤの寿命は2~3年程度です。どんなにツヤがあっても、いずれはツヤがなくなってしまうのは仕方がないですが、ツヤがある分、外壁の寿命が延びると考えるとツヤありにする価値は十分に出てきます。
せっかく塗り替えをしてきれいになったのならいつまでもそのままでいて欲しいですからね。