知っておくと便利!外壁塗装の豆知識 第3回 塗料の種類と特性

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●塗料の種類と特性

こんにちは。今回は塗装の種類と特性についてご紹介いたします。

水性系は水で薄められる塗料の総称です。溶剤系はシンナー等で薄める塗料の総称です。

 水性系塗料 

臭気が少ないので、環境に優しい塗料。
しかし、溶剤が水であるため、乾燥するまでに濡れたりするとはがれることがあります。

 

 溶剤系塗料 

金属や鉄部を塗装するのに適しているのと乾燥性に優れています。
しかし、強いシンナー臭(有機溶剤の臭い)がするので、しばらくは臭いが気になります。

従来は溶剤系が耐久的に優れているとされていましたが現在はそうでもありません。
どちらの塗料を使っても耐久性の違いはほとんど差はないので用途に合わせた使用をオススメします。

 

 

●塗料の成分

塗料は次のものの組み合わせでできています。

【塗膜となる成分】

(1)顔料・・・塗料に色をつけたり、塗膜に厚みをもたせたりするために使用されます。
(2)樹脂・・・塗膜を形成する上で主となる原料です。
(3)添加物・・・塗料、塗膜の安定や、使いやすくするために使用されています。

【塗膜とならない成分】

溶剤・・・樹脂を溶解し流動性を与えるために使われるものです。

これら材料の組み合わせや、割合を変えることにより様々な種類の塗料に変化します。
実は成分の組み合わせで変化した塗料にも耐久性の違いやそれぞれの特性があるんです。

 

 

●塗料種類別の特性

 アクリル樹脂系塗料 

・価格が安く、取り扱いやすいのが最大の長所です。
・新築時の塗装によく使用されています。
・塗り替えには耐久力の関係で現在あまり利用されていません。
・ツヤ消しの外壁等に需要があります。
耐久年数は約3~5年です。

 

 ウレタン樹脂系塗料

・性能、価格の両面でバランスがよく、最もポピュラーな塗料です。
・耐久性、作業性に優れ、ほとんどの下地(最初に塗る塗料)に対応します。
・一昔前まではほとんどがこの塗料が利用されていました。
耐久年数は約5~7年です。

 

 シリコン樹脂系塗料

・戸建ての塗り替えでは現在はこのクラスが利用されています。
・外壁、屋根などに使用され、耐久性、紫外線、湿気に優れた塗料です。
・アクリル、ウレタンと比較して費用は高いですが、耐久年数が優れています。
耐久年数は約7~10年です。

 

 フッ素樹脂系塗料(セラミック系)

・ビルや橋梁など、あまり頻繁にメンテナンスできない場所に使います。
・塗料の中で、価格、耐久とも最高ランクの塗料です。
・強靱な塗装膜を作ります。
・価格が高いことが欠点です。
耐久年数は11~15年以上です。

 

 無機質系塗料

・製造段階から石油系資源を極力省いた環境に優しい塗料です。
・緻密な塗装膜が作られます。遮熱や大気を浄化する機能があります。
・耐久力はシリコンとフッ素の間くらいで価格も比較的手ごろです。
・弾力、粘着力に欠けるのが欠点です。
耐久年数は約12年前後です。

 

 光触媒塗料

・光触媒機能により汚れを分解します。
・遮熱効果や大気を浄化する機能があります。
・親水性で汚れがつきにくくなっています。
耐久年数は約12年前後です。

 

 断熱塗料

・宇宙開発機構が開発した塗る断熱塗料です。
・塗るだけで、結露防止、高い断熱性を発揮します。
・室内に塗ると、防菌、消臭、空気質の改善を測ります。
・コロニアル瓦や金属の屋根に塗ると断熱、耐久性等の効果があります。
耐久年数は約15年前後です。

 

 石調塗料

・見た目が人工の大理石の様に見える外壁塗料材です。
・ほとんどが吹き付け仕上げですが、ローラー仕上げもあります。多少価格が上がります。
・ローラー仕上げは塗装膜が厚くなり、耐久性も増します。
・重厚な見た目で、トップコートを塗ることで表面も削れることはありません。
耐久年数は約15年前後です。

 

たくさん種類があってピンとこないと思いますが、たった4つの成分でここまでいろいろな塗料が作れます。もちろん、それぞれに長所や短所があるので塗料を選ぶ際にはよく考えましょう。

次回は塗料のランク F☆☆☆☆ についてご紹介します。

公式ホームページ「ヤマシタ塗装」

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